デンゼル・ワシントン俳優デビュー作(TV映画らしい)。
黒人女性として史上初の短距離3種目制覇を成し遂げた陸上選手ウィルマ・ルドルフの物語。元々はバスケットをやっていたんだなぁ。
デンゼルは主人公ウィルマの恋人役で出ている。

ウィルマは病気に苦しみ左足が動かなくなるという状況だったにもかかわらず、両親のサポートと本人の忍耐により脚に器具をつけて歩けるようになったらしい。

それでオリンピックに出るほどのアスリートになったってのがスゴイ。
両親のサポートが本当に渾身的で、治療のため毎日のマッサージと毎週50マイル(？)離れた医者に付き添ったという。
家から遠く離れたナッシュビルじゃないと黒人の治療をしてもらえないという、差別がここにも。

それでもオリンピックに出るまでになるには筋力をつけ速く走れるようにならなければいけない。気が遠くなりそうな話だし、10代の少女にはキツかっただろう。

彼女の周囲の人々の及ぼす影響がポジティブに働いたようだ。

どこまでが事実に則しているのかは知らないが、大きな困難を乗り越えて偉大なアスリートとして後世に名を残した黒人女性とその家族の並々ならぬ努力と愛の物語だった。

クライマックスのレースシーン、3種目似たような映像が繰り返されるので、もうちょっとなんとかならなかったのかとは思うがTV映画だしまあいいか。

• #アスリート+スポーツ関連映画_みむさん