ShotaOkubo

ビデオドローム 4K ディレクターズカット版のShotaOkuboのレビュー・感想・評価

4.0
ビデオドロームは未来を予見する時間的価値という機能を備えている。クローネンバーグが取り組んでいるのは、誰もが潜在的に抱えている予感をどのように可視化するかという問題に他ならない。つまり、クローネンバーグは表象の問題を問うている。それをSFXを駆使することで画面に生成させ、生めかしい現実感をいかにとらえるか賭けているように思う。
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