ミンナのウタのsickboyのレビュー・感想・評価

呪いのカセットテープでみんな消えていく話

帰ってきた！僕たちの清水崇監督が帰ってきた！呪怨以降怖いシーンのまったくないホラー映画を量産していた清水崇監督だけど、今回は凄く久しぶりにゾクゾクするJホラー。忘れ去られていたカセットテープを聞いた人たちから呪いのようなものが広まっていくストーリー。ジェネレーションズ？というグループを主役にせずマキタスポーツを主人公にする事で下手な演技の人が主演をやって失敗するリスクを無くしてちゃんと見られる映画になっている。ラストは怖くないし女の子の最終形態も怖くないしエンドロール後も怖くない、というかお母さんのシーンしか怖くないのだけどそれだけでこの映画は大成功。願わくば後半に行くにしたがって怖くなっていって欲しかったな。