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安宅家(あたかけ)の人々のbnのネタバレレビュー・内容・結末

安宅家(あたかけ)の人々(1952年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで田中絹代が凄い。終盤唯一声を上げて泣く場面は息を呑んだ。三橋達也はじめ、臆せず演じた憎まれ役側も素晴らしい。船越英二も役の幅が広くて凄い人だなとしみじみ思う。
なにより、国子さんの人生が救われるようなラストでそれが良かった。雅子さんのような最高の理解者もいて。でも安宅宗一氏は?という心残りはあるかもしれないけど。
森や屋敷が壮大で、夕靄の場面が好きだった。
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