安宅家(あたかけ)の人々の作品情報・感想・評価・動画配信

安宅家(あたかけ)の人々1952年製作の映画)

製作国:

上映時間:116分

3.8

『安宅家(あたかけ)の人々』に投稿された感想・評価

『喧嘩商売』のパロディネタでしか知らなかったが、こんな話だったのか。
知的障害の夫・船越英二を邪険にする田中絹代は一見損な役回りだが、女経営者としての苦悩も持ち、現代のほうが感情移入する人は増えてい…

>>続きを読む

吉屋信子の原作を水木洋が脚色、久松静児が監督した文芸作品。知的障害のある夫を、妻が補佐して暮らしている。そこへ弟夫婦が押しかけて、混乱を引き起こす。夫役の船越がはまり役ともいえるキャラ。絹代のかいが…

>>続きを読む
4.5
このレビューはネタバレを含みます
ノイズ凄っ
しかし脚本と2人の主演女優が素晴らしく、終始集中して観られた。
お兄さまが亡くなり葬儀の後のどんでん返し!痛快!三橋達也ざまぁ

クリスチャンらしいヒューマニズムを貫徹する、知恵遅れ夫船越英二を懸命に支える妻田中絹代と、事業の失敗で出戻る船越の弟三橋達也の妻で、船越の最愛の恋人乙羽信子が、船越の不慮の死で田中とより深い理解を共…

>>続きを読む
3.6
國子が不憫。物語にそって高尚なところまでいっちゃってなんだかなと。
あと雅子の幻聴で宗一を崖から転落死させるのも、なんか短絡的で違うドラマ展開みたいな感じになってしまった感あって。
juri
-
このレビューはネタバレを含みます

これはすごい‥この時代にシスターフッドものが作られていたとは。

船越英二演じる宗一が締め付けられて雅子に惹かれるのは当然の流れだと思われる。しかし決して国子のことをせめられない‥。そんな国子を唯一…

>>続きを読む
秀作だ。原作と脚本のベストマッチ。配役の妙というか役者が皆上手いのとケレン味のない演出。結末に胸が空く。
A
4.0
このレビューはネタバレを含みます

吉屋信子原作だけあって、結構はっきりと女性同士の関係性が強調されてる。田中絹代と乙羽信子の入浴シーンなんて特に。(雅子が選ぶのは結局国子だし)
女ふたりが手を取り合うには安宅の抑圧から解放されなけれ…

>>続きを読む
5.0
このレビューはネタバレを含みます

「誰でもまいることはあるもんだよ。人間の生涯には、誰でものっぴきならない苦境に落ちることがあるもんだ。だがよくしたもんで、悪い天候の後には必ず少しずつ青空がのぞいてくるのと同じで、それを見ずにまいっ…

>>続きを読む
3.9

アマプラにて視聴。
ところどころ音声の劣化があるものの
清らかな気持ちになれる名作だった。
レビューの数が少ない、、勿体無い。
多くの方に観てもらいたい。

安宅家の次男がとんでもないクズで
そもそ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事