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安宅家(あたかけ)の人々のjuriのネタバレレビュー・内容・結末

安宅家(あたかけ)の人々(1952年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

これはすごい‥この時代にシスターフッドものが作られていたとは。

船越英二演じる宗一が締め付けられて雅子に惹かれるのは当然の流れだと思われる。しかし決して国子のことをせめられない‥。そんな国子を唯一理解してくれる雅子。葬式の日、「あなただけを待っていました」という国子に涙しました。

他の人のレビューにありましたが、三橋達也演じる次男の「兄さんだって男だぞ」という意見も実は真っ当で、物語をしめていると感じる。

ヒヤヒヤしながら見てましたが、ラストの展開は今まで見たどの映画よりも応援したくなるもので、よかったです。
アマプラで見ましたが、だいぶフィルムが傷んでました。
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