しらすごはん

瞳の奥の秘密のしらすごはんのレビュー・感想・評価

瞳の奥の秘密(2009年製作の映画)
3.6
アルゼンチン映画です。

2010年のアカデミー賞で外国語映画賞を獲得してます。

本国アルゼンチンでもヒットしたとのこと。

確かに、サスペンスフルですばらしい作品でした。

ハリウッド作品にはない、なんとも言えない味わい。

後に、ニコール・キッドマン主演でリメイクされていますが。


刑事裁判所を定年退職した主人公ベンハミンは、殺人事件を題材に小説を書こうとする。

その事件とは、銀行員の妻が暴行殺害された25年前の惨劇のこと。

ベンハミンらは、真犯人に迫りながらも、当時のアルゼンチンの政治状況も絡み、志半ばで捜査を断念せざるをえなかった。

ベンハミンは、検事局でかつての上司のイレーネに会い、執筆についてアドバイスを求める。

〔この事件の捜査中止とともに、イレーネへの密かな想いも断ち切ることになっていた〕

そして、イレーネとともに再び事件を洗い直していくうちに、次第に謎が解き明かされていく。

これが復讐か。

主人公が最後に見たものとは…
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