ネット記者がとある駅の連続怪死事件を追う韓国ホラーです。
本作、日韓合作のせいかどこかで見た井戸、どこかで見た不幸な子供達、どこかで見た幻術使ってくる系の怪奇と、なんだか見たことのある展開と怖がらせ方のオンパレードであまりに意外性がなく怖さに欠けると言わざるを得ませんでした。ジャンプスケアを多用しないという点はいいのですがホラーへの満足度は今ひとつかと思います。予告で多用されているホームでふらつく女性のシーンは序盤も序盤だけで、あのカットでこの映画に興味を持った方は多いと思うのですが本編には全く関係ないのでご注意ください。
終盤の唐突な呪い返しの設定も、制作陣としてはホラーよりもパワハラ上司への下剋上を書きたかったのだろうなとゲンナリさせられました。
駅というのはホラーの鉄板なだけに楽しみにしていたのでやや残念な感想でありました。
