現代オペラ作曲家のスティーブンは、スランプ状態に陥り長らく曲を書けずにいた。
妻で精神科医のパトリシアに促され、愛犬との散歩に出た彼は、フラリと入ったバーで曳船の船長をしているというカトリーナと出会い、そのまま彼女の船に誘われるのだが・・・。
スティーブンをピーター・ディンクレイジ、妻パトリシアをアン・ハサウェイ、カトリーナをマリサ・トメイが演じています。
一癖、二癖あるロマンティック・コメディで、思わぬ方向にいく展開はなかなか面白い。
大人になっても人生どんな出会いがあるか、或いは何が起こるか分からないよね、という話を軽妙に描いているように思われます。
ピーター・ディンクレイジ、アン・ハサウェイ、マリサ・トメイの表現力はさすが。ロマンティック・コメディというジャンルが好きな人には、いい感じでハマる作風かも。
しかしながらこの邦題が合っているかは甚だ疑問ではあります。
エンドロールで流れる、ブルース・スプリングスティーン書き下ろしの「Addicted to Romance」のリフレインが耳に残ります。
