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ハード・プレイのIKUZAGIEのレビュー・感想・評価

ハード・プレイ(2023年製作の映画)
2.6
暇つぶしに丁度良いそこそこ楽しめるスポーツ・コメディ映画。白人ラッパーのジャック・ハーロウが主演。えー!バスケすんの〜?みたいな。1992年の同名映画のリメイクで、Disney+で配信してたので鑑賞。
オリジナル版は「観た」という記憶はあるが、ストーリーはあまり覚えておらず…。プロットは同じだけど「こんな話だったっけ?」みたいな。たしかオリジナル版は、ウディ・ハレルソンがダンクの練習しても上手くできず、でも最後にアリウープダンクかましてた、と思う。原題は「White Men Can't Jump」で、早い話が「白人はダンクできない」という意味。30年前だもんね。今になれば、ブラント・バリー、マック・マクラング、ジョーダン・キルガノンなどがいるしで、なんか邦題の「ハード・プレイ」の方がマシに感じた。一応ジャック・ハーロウ演じるのは膝を故障したバスケ選手ってことであんまり飛べない設定だけど、ピンポイントすぎねーか?っていう…まあいいや。あと、確かに30年前はバスケ=アフリカ系アメリカ人のスポーツという印象が強かったように思うが、近年のNBAではヨーロッパ系の選手の活躍がだいぶ目立ってる事もあって、いまひとつ黒人と白人がストリートバスケでコンビを組むというところに珍しさや面白さは感じられなかったです。どうせならアフリカからの移民とアジア人のコンビくらいやってくれれば…まあいいや。
映画の内容はお互いを助け合うという友情サクセスストーリーなので、安心して気軽に楽しめるところは良かったです。見どころは?というと、やっぱり人気ラッパーのジャック・ハーロウ主演というところでしょうか。もう一人の主役(こちらがメイン)はシンカ・ウォールズという人。えー!誰〜?みたいな。顔が少しドウェイン・ウェイド(元NBAスーパースター)に似てた。あと、ジャック・ハーロウの彼女役がスタイル抜群でえらい可愛かった。ローラ・ハリアーという女優で「スパイダーマン:ホームカミング」でピーターの憧れのクラスメイトのリズを演じてたそうだ。あーあの背の高い人ね。
一応バスケ映画なので、NBAファンならクスッとできるNBA小ネタがちょいちょいあるのと、音楽ネタならエド・シーランのくだりがちょっと笑えた。ちなみにNBA選手が大勢出演してるバスケコメディ映画を観るなら「アンクル・ドリュー(2018)」の方がオススメですが、ひょっとしたらこの映画にもNBA選手が出てくるかも!?
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