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カンダハル 突破せよの一人旅のレビュー・感想・評価

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)
4.0
リック・ローマン・ウォー監督作。

『エンド・オブ・ステイツ』(2019)や『グリーンランド -地球最後の2日間-』(2020)でもジェラルド・バトラーとタッグを組んだリック・ローマン・ウォー監督が演出を手掛けたアクションスリラーで、主演を務めた筋肉俳優:ジェラルド・バトラーが製作に名を連ねています。

イランに潜入中のCIA工作員:トム・ハリスは、核開発施設の爆破に成功し次に任務に臨むが、その矢先、CIAの内部告発により身元が情報漏洩してしまい、中東各国の勢力から追われる身となってしまう…というアクションスリラーで、30時間後に離陸する英国機で中東を脱出すべくアフガニスタン南部・カンダハルのCIA基地を目指し奔走する主人公の戦いを活写していきます。

中東に取り残された主人公&通訳のアフガン人の脱出劇をスリリングに描いたアクション映画で、イラン、パキスタン、アフガニスタンという中東3か国の思惑と軍事行動が複雑に絡み合った骨太な脱出スリラーとなっています。

孤立無援の状況下における主人公の決死のサバイバル脱出行が火薬量満載のド派手なアクションシークエンスと共に活写されていて、武装ヘリとの夜間の追走劇や武装勢力との銃撃戦など手に汗握る熾烈なアクションで魅了してくれますし、主演のジェラルド・バトラーが中東各国の勢力から狙われる主人公をタフに演じています。
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