彼女の生き方は素敵過ぎた!
常連客の髪を切ることを通して、愛情を持って人生の節目を共に過ごしていく理髪店の女主人
大切な人との別れまでも整えるシーンは時間の流れと、その絆があたたか過ぎて涙が出る
台湾映画ならではのノスタルジックな世界観もたまらない
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ちょうど叔母を亡くして告別式で、いわゆる死化粧を施しました
葬儀屋の方がやってくれた後に家族でやれる人がやるというスタイル
しかし、ブラシに粉ファンデをバハバハ付けてグリグリとやられてて
私は、ちょっとショックで
細部まで丁寧にしてあげたかった
この作品の理髪店の女主人アールイさんの愛情は本当に素晴らしい
お世話になった"先生"が亡くなられ、
彼の髪の毛と顔を整える
お礼や思い出を語りかけ、髪を切り、顔を剃り、いつもの変わらない姿になる
そこには、愛が溢れていて
知らない間に泣いていました
こんなふうに、自分と関わってくれた人に最後のお別れが言えたら
そう思わずにいられませんでした
自分も、こんなふうに見送られたくもあります
大袈裟ではなく、静かに送り出されることが私の希望だと気づきました
この作品はアールイさんの家族、そして出逢うお客さん、通りすがりの人との日常を描く素敵な映画で
私自身も、家族、出逢ってくれて支えてくれている人に感謝をして
飾らない無理のない自分で過ごせたらいいなぁと思いました
余談ですが
#リンボーホン さんがサラッと出てて
おおっ!となりました 笑