さーやorべりす

未来は裏切りの彼方にのさーやorべりすのレビュー・感想・評価

未来は裏切りの彼方に(2019年製作の映画)
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第二次世界大戦末期、スロバキア第一共和国の部隊は森の中の娼婦の館で楽しんでいた。仲間たちが娼婦と楽しむ中、流産したばかりの妻から届いた手紙を握りしめ脱走し再会した。が、妻はその手紙に書いていなかったがパワハラ男の工場で働いていることを知り脱走兵であることを隠し、工場で働き始める主人公。 そんな中、パワハラ男は工場経営のため役人の愛人との結婚を要求された。しかしその女は脱走したときにいた娼婦だった…!
から始まる物語。

戦下で田舎に残った女性がパワハラに耐えながらも工場で働いている世界がまずビックリしてピンとこなくて最初のその説明あたりもうまく飲み込めなかったけど徐々に世界観に慣れていった。ずっと暗い。
裏切りの意味は色々だった。
そんな感じで胸糞悪さもある好きなタイプの映画だった。

公開前なので詳しくは書かないけど、私は奥さんよりも女の生き方としては娼婦の役人の愛人からど田舎の村工場の嫁に行かされる人の処世術なのか性格なのか、とにかく生き方が気になる映画でした。