モフモフモサモサ

碁盤斬りのモフモフモサモサのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.8
孤狼の血等の白石和彌監督の時代劇なのにレイティングフリー?マジですか?😑
でもちょっと身構えましたよ。この出だしの不穏な緊張感。その緊張感は良い意味でミスリード。
序盤の碁を打つ國村隼氏は絶対に悪役(お代官様)だと思ってました😁

で、総じて面白かったです。

まずは2つ。
正に碁盤の上での死闘…と、
吉原の門をくぐる儚げな清原果耶殿😨
とりあえず良かったぁ🥹色々と。

草彅剛氏、良い役者ですね。
そして、何気なく小泉今日子氏も。

監督の他作品での悪い奴らが普通に良い人役、善人と思える人にも裏の顔がある、清廉潔白な主人公の行動が必ずしも正解とは限らない、正論ぶつける敵役等、全部が王道に進まないエンタメ。
最後なんて観た人しか伝わりませんが、除夜の鐘鳴っていて、走れメロスって。

最近観た鬼平犯科帳とは違う趣で、照明に頼らない陰影際立つ夜間の場面や心情を表現したようなアングル等(全部推測)のみせ方も独特でした。

少しだけ時代劇に興味がわく。

それと、仮面ライダーから極道物、ヒューマン系までやって、そして今回時代劇。
何でもやるのね、監督は(褒め言葉)。