れじみ

碁盤斬りのれじみのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.4
白黒で決着がつく碁の世界とは違って清濁併せ呑んで生きるのが人の世。そうした情感を清廉潔白で頑固一徹な主人公の生き様を通して訴える。非情を描いてきた白石和彌作品とは思えないほど人間に対しての視線が温いのが気になるところ。多々ある碁打ちのシーンも画としては退屈だった。
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