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碁盤斬りのバンのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
5.0
碁盤斬り
貪れば勝ちを得ず

『狐狼の血』の白石和彌監督が手掛ける初の時代劇で
『柳田格之進』という人情落語がベースとの事で
楽しみにしていた作品。

時代劇ならではの勧善懲悪な仇討ちと
曲がった事が大嫌いすぎる硬派な主役が
濡れ衣を着せられる展開が織りなし
アクションもあり見所たっぷりで面白かった。

時代劇ならではなご都合主義はあるものの
(お金の行方、身売り、切腹、賭け碁、殺陣の必要性、主役のいらぬプライドなど)
凌駕する痛快さで少しモヤったけどすっきり。

落語ならではなユーモアさや粋な感じもあり
日本人の根底にある人情沁み渡りました。

囲碁を知ってたらもっと楽しめたのかも。
肉を切らして骨で断つ作戦好き。
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#白か黒か はっきりさせられないのもまた人生
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