Paula

ヴァチカンのエクソシストのPaulaのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
2.0
When we jeer at the Devil and tell
ourselves that he does not exist,
that is when he is happiest.
イブ・モンタンを俳優として確立させたと言ってもよい『恐怖
の報酬』のリメイクを製作するまではヒットを飛ばしていたフ
リードキン監督... その監督の代表作でエクソシズムの火
付け役といっても過言ではない元祖映画『エクソシスト』のエ
ンタティメント性を重視するあまり、最後は漫画のようでしか
も、話の進行のノリ自体が悪すぎて、面白さを見失った作品と
いってもよいかもしれない。

直近で悪魔が取りつくスプラッター映画を見たばかりなので、
そのゴア表現の美術性の高さから、本作を比べてみればフラ
ンコ・ネロもご出演している割には、ストーリーの展開やアク
ションなど「これってどっかで見たことある⁉」なんて、つい
つい思ってしまう。
それと子供さんの顔変の演技は1970年代ならまだ、許すこ
とができても今ではありふれた演出と手厳しい言葉も自然と吐
いてしまう。
 
プロローグで豚ちゃんを殺すシーンがあったけどラッセルさんの
身代わりでしたか? ファンの皆様失礼しました。
Paula

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