けい

ヴァチカンのエクソシストのけいのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.9
1987年7月、サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から、ある少年の悪魔祓いを依頼される。少年の様子を見て悪魔の仕業だと確信したアモルトは、若き相棒トマース神父とともに本格的な調査を開始。やがて彼らは、中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判の記録と、修道院の地下に眠る邪悪な魂の存在にたどり着く。





死霊館シリーズに勝るほどの内容、演出、世界観。
死霊館はシリーズとしての面白さはあるが、この作品はシリーズ化となるかは不明だが、1本ものとして高クオリティで大満足。続編があるとかないとかの噂も。
死霊館シリーズといい今回の作品と言い、これが実話を元にしているっていうのが毎回思うけど恐ろしい。

前評判も良く期待していましたが期待以上の内容。
ここ最近見たホラー映画のほとんどはB級っぽさがあり、心のどこかで物足りなさを感じている時にこの作品。バチッとハマりました。

悪魔が取り憑く系はだいたい子供に取り付くけど毎回思うけど子役の子の演技力凄いなと。


序盤に登場した弱々しそうなトマース神父がまさかの終盤になり大活躍で素晴らしい成長を遂げたり、2転、3転ぐらいしてくれ、クライマックスはバトル要素もあり、最後の最後までハラハラドキドキさせてくれました。



本当に恐ろしいものは幽霊などではなく悪魔なのかも。
けい

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