観た人から面白かったと言う話を聞いて「ヴァチカンのエクソシスト」を初鑑賞してみた。監督はジュリアス・エイバリー。モチのロンで誰なのかは…知らない。
主演には、あのラッセル・クロウ。ラッセル・クロウと言えば個人的には「グラディエーター」を真っ先に思い出すが近年観た「アオラレ」の印象も強い。
そんなガタイが良くて「アオラレ」のイメージが僅かながらにも残っているラッセル・クロウが神に仕える神父役なんて…ミスマッチなようには思えていた。うん、どうなのかは自分の目で確かめてみよう。
どうやら、実在した神父、ガブリエーレ・アモルトと言う人をラッセル・クロウが演じている。ってのは観た人から聞いていた事前情報。
さてと、悪魔払い開始。「エクソシスト」のメリン神父やカラス神父に比べるとかなりパワフルな感じがする。決してクールでスマートなタイプではないけれど、やり通す執念みたいな熱意は感じられる。
中々とオモロイ。少年に取り憑かれた悪魔祓いをするストーリー。ラッセル・クロウの神父役も見慣れてくると良い感じで意外と茶目っ気があるのも馴染みやすいかな。もうちょっと破天荒でも逆に良かったような気がしたが…
アマプラで本作は“UHD HDR”で観れるのも嬉しいトコロ。しかも、見放題やし。ところで、シリーズ化になるのかな。詳しくは知らないが『共に地獄まで…』の台詞が妙にシビれた。