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法廷遊戯のremonのネタバレレビュー・内容・結末

法廷遊戯(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2回目。
結末を知っている状態で見たから、前は気づいていなかった所に気づけたり、1回目より主人公に感情移入しながら見れた。特に、謎が全て明かされたあと終盤の清義と美鈴を見てるのが辛かった。美鈴は今まで清義と守り守られながら生きてきて清義に依存していたんだと思うけど、最終的には清義は美鈴と一緒に生きていくのではなく罪を償うこと(=馨が求めていたと)を選んだ。それが最後の清義と馨が仲良さげに階段を上がっていくのを美鈴が見ているシーンに反映されてて、そのまま愛し生きることに入ったら歌詞も相まって号泣。まさに、誰かを愛し生きてゆくことは違う誰かを遠ざけることだった。
世間一般に見たら清義の判断が正だけど、美鈴にとっての正解はあれしかなくて、生きるって残酷だと思った。
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