このレビューはネタバレを含みます
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本と映画で異なる部分もあるけど
それはそれで新しい発見があって好き。
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「お前のことが大嫌い」
って初対面で言われたら衝撃受けるよね。
いきなり何だよ、意味分からん
って私だったら思いそう。
それに言いたいことはっきり言うのに
みんなに人気で常に中心にいる人っているよね。
だけどあんだけ冷たかった青磁が
マスクがなくて気分悪くなった茜に
優しくなる瞬間で一気に好きになった。
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屋上で言いたい事を吐き出した後
すっきりした茜が可愛すぎる。
青磁には思ってることを言えるようになるし
真っ直ぐで素直な笑顔が可愛い。
それからの日々の中で
青磁が屋上に上がってきた茜に気づいて手を振る所
可愛いすぎるでしょ。
こんなんされたら恋に落ちるの分かるかも。
それに茜が帰ろうとした時に
青磁が茜のマスクに絵を描いてるシーン
近すぎて心臓止まりそう。
茜と青磁の関係が急接近すると
私までドキドキしてくるの何でだろう?
きっと映画みたいな青春に
心のどっかで憧れてたんだろうなぁ。
自分の14年間を振り返ると
楽しかったこともあったはずなのに
毎日が苦しくて仕方なかったなぁ。
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茜と青磁は高校が初対面じゃなくて
小学校の頃に出逢っていたこと
青磁が病気になり記憶の中の茜に救われたこと
が次々に分かってきて
高校で再会した時に
青磁が茜を嫌いと言った理由に
青磁の想いが沢山込められていたんだなぁ
とこの時になって気づいた。
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それから数年後に
社会人になった茜と青磁が
青磁の絵の前で再会した所で映画が終わった。
これからのふたりは
どんな未来を描いていくんだろうなぁ。