ルート2116

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのルート2116のレビュー・感想・評価

4.4
面白かった〜
怖いもの見たさで調子に乗った若者集団が痛い目を見るという王道展開。

人気YouTuberの2人組が監督ということで”SNSで話題の“という謳い文句や90秒で短時間な設定、みんながスマホを構える様子なんかはTikTokやYouTubeショートを連想させる。
若い監督たちの色が出ていて現代的なテイストだと感じたし、普段我々の近くに当たり前にあるものだからこそこの設定には身近な恐怖を感じた。
若者特有の仲間意識や帰属意識を利用した主人公の心理描写やそこから悲劇を招くのも自然でスッと飲み込めた。
過激な演出やジャンプスケア多用しないのもお気に入りポイント。

憑依中のハイになった描写は昨今蔓延しているドラッグ中毒に見立てているって解釈?

A24嫌いな私でも楽しく観れたのでA24だからという理由で敬遠するのは勿体無い。
昔からある憑依と現代カルチャーをうまく組み合わせたコンパクトで特に若い人に刺さる作品だと思います。
ルート2116

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