このレビューはネタバレを含みます
白い模型の手を握り、「talk to me」と話しかけると霊が見える、そのまま続けて「let me in 」と唱えると、その霊が憑依してくるという降霊遊び「90秒チャレンジ」。その名の通り、霊を90秒以上憑依させてはいけない、なぜなら霊がそこに留まってしまうから。
そんな降霊術を遊び半分で行う中で、主人公の友人の弟に主人公の母親が憑依してしまう。母親と話したいあまり、既定の時間を超えて降霊術を行なってしまう。弟くんは正気を失い、酷い自傷行為を行う。
また、主人公自身も初めての降霊で少しだけ時間を過ぎてしまっていたことが原因で霊が見えるようになってしまっていた。そしてどんどん日常生活が霊に蝕まれていく。
ホラーというほどホラーでもないし、スプラッタというほどスプラッタでもないし、なんか消化不良。ホラーの例に漏れず、出てくる人間みんなクズ。主人公がまじで最低なやつでムカついたし、周りがとばっちりすぎる。
主人公が終盤、霊と間違えて自身の父親をハサミで刺すんだけど、綺麗に頸動脈をひとつきして仕留めてて、笑ってしまった。手際が良すぎる。あと、主人公の部屋にこけしとか、アジア風な小さい仮面みたいな置物が置いてあるのが気になった。それいる？？？？？
個人的には、前評判に肩透かしくらった気分。
