さ

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのさのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

若者たちが面白半分で降霊術をしてそのあと取り返しのつかない事になっていく有りがちなストーリーだけど、主人公ミアの亡くなった母親や家族、友達や元カレとの関係性の絡め方が実に巧妙だった。
危険なはずの降霊術を面白おかしく動画で撮影しSNS等で広まり、何回もやるうちにミアのように霊に殺される者が出て、また降霊術を行う人間によって降ろされるという永遠に続く負の連鎖。人間の愚かさを見せ付けられた。最後霊(ミア)側の視点になる所すごく良かった。
あまり救いは無く(しいて言えばライリーが生き残ったくらいか)どちらかというとバッドエンドだが、降霊術を乱用した報いを受けたのだろうと思った。
なんとなくジョーダン・ピールの作品だと思って鑑賞してたら監督はなんと双子のYouTuberで初作品だったという。
初作品とは思えない完成度だった。
さ