TALK TO ME／トーク・トゥ・ミーのマーシーのレビュー・感想・評価

交霊ツールを起点にした伝統的ティーンホラー、の体ではあるのですが、交霊ツールがハンドであること、そして若者たちがそれをドラッグと同様に快楽のための''体験消費''に貶めているところが新しい。
流れは特段新しいわけではないのですが、快活な女性が心の弱みにつけ込まれ、果てていく姿にそれなりの説得力があります。最後のシーンで、これは追体験型の映画なのだなと思ったその時に、コンセプトとの合致を強く感じました。良い映画ですね。