TALK TO ME／トーク・トゥ・ミーのKTのレビュー・感想・評価

ちゃんと怖かった。
脚本やカメラや編集の技術の面のレベルが高かった。
主人公がそもそもいいやつじゃなくて、責任を誰かのせいにしながら他人を本気で心配する素振りをする、いるんだよこういうやつ、というのをとても上手く表現出来ていだと思う。
呪物の信憑性も重々しく説明するんじゃなくて、もう誰がやっても出て来るんだよ、と回数の気軽さで増すという変な技法を使っていた。
妄想の頻度からのラストの持ってき方もとてもいいと思う。