ユメル

12日の殺人のユメルのレビュー・感想・評価

12日の殺人(2022年製作の映画)
3.3
先入観によって、事件の操作方法が固められたことで、浮き彫りになる殺された女子大生の驚くべき人間関係…。
男女の溝が事件を迷宮入りさせてしまうのだ。

すっきりしないモヤモヤとした感じがずっと心を支配する。実在の未解決事件をベースにしているからか、色々とリアルさを感じてしまう。

それにしても、殺人事件の20%が未解決というのは、良いのか、悪いのか?
複雑に絡んだ人間関係によるもの、無差別に起こるもの等、様々な理由で起きてはいけない事件が日々起こっている。
だからこそ、多様な考えを持って、事件解決を図っていかなければならないのだろう。

鑑賞後もしばらくモヤモヤが残ったままであった。
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