にっきい

12日の殺人のにっきいのレビュー・感想・評価

12日の殺人(2022年製作の映画)
3.3
今作は事実を元にしたフィクションです。だそうです。

2016年10月12日の夜の話し。
時間まで表示されるのでてっきり実話なんだと思ってたら、実際に起きた殺人事件を題材にして、警察が捜査するのをフィクションで描いてるって事か?

親友ステファニーの家に泊まるつもりだったが家に帰る事にしたクララは、帰り道で何者かにガソリンを掛けられ生きたまま焼き殺されてしまう。
本来なら憲兵が担当するはずの捜査を任されたグルノーブル警察の警官たちは、必死で捜査するのだが…、って話し。

年間400件の殺人事件が起きて、そのうちの20%が未解決。
今作はそのうちの1件だと最初にテロップが出るのに、そんな事すっかり忘れて誰が犯人やろ?って観てました。
参考人や容疑者を聴取すると、女友達からは評判良いのに、男友達からは印象がまちまち。
しかも男友達は大体評判良く無い奴ら。
全員が容疑者に思えるけど、誰にも決定的な決め手が無い。
最初の3週間で捜査は行き詰まる。
そのまま3年が経ち、警察も諦め掛けてた時に新たに着任した検事が再捜査を指示し、新たな容疑者を見つけるのだが…。
ほぼ事情聴取のシーンと、離婚間際の刑事とその上司の刑事の会話だけなので、派手さは全然ありません。
生きたまま焼き殺されると言う衝撃的な事件なのに映画は淡々と進む。
怨恨なのか無差別なのかは分からないままだけど、こんな残酷な事を行なった犯人が、何食わぬ顔で生活していると思うと恐ろしい。

これ観るのに地下鉄で2駅移動した時の話し。
前の映画の終映が14:30で今作が14:35〜。
エンドロール始まってすぐに劇場出て14:31の地下鉄に乗って最寄駅に着いたのが14:35。
駅直結なのでミニシアターに着いたのが37分くらいだったんですが、手前の席に座ってるオシャレな格好のおばさまが足を組んでて通りにくい。
「すいません」と声をかけても無視。
仕方ないのでガンガン当たりながら通ってやりました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年3月23日
鑑賞回:14:35〜16:35
劇場名:アップリンク京都
座席情報:Screen4 E-1
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:114分
備考:会員料金
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