実際に視聴したのは2012年版『つげ義春の蒸発旅日記 ディレクターズカット版』の方です。
2003年の劇場公開版を2012年にDVD化するさいに、編集し直したDVDオリジナル作品らしい。
だから劇場で観た人とは感想が違うかも知れない(笑)
原作は、つげ義春の「貧困旅日記」……知らん。読んだ事無い。
でも、多分この映画の雰囲気は、原作と大分違うのではないだろうか。
妙にキレイキレイした前衛芸術映画に成っている(笑)
確かに、色使いやカット割りや音楽はいい感じなのだが、つげ義春っぽい感じがしない。
女性キャラが無個性で、皆んな同一人物に視えてしまう。
頭が痛くなる様な作品でした。