TOEICの試験会場へ向かう道中で偶々見かけ、受験後に。

パレスチナに関して全くの無知であるのと同じように、飯舘村のことを全く知らなかったのだと気づかされました。

記録

東日本大震災の福島第一原発事故後、牛とともに生きてきた酪農家の３人の母ちゃんを10年の歳月をかけて追ったドキュメンタリー。
放射能汚染で全村避難が決定し、泣く泣く牛を手放した人、牛を連れて別の地で酪農を続けている人… それぞれ大きな重い選択と決断。どれが正解かなどはもちろん論外であるが、屠殺場に向かう車に乗るのを必死に抵抗する牛の姿は心が痛んだ。
3人の母ちゃんが私には想像もできない程の苦悩の末、出した生き方はそれぞれ違うが、３人とも本当に逞しい！身体的な頑丈さもすごいと思ったが、現実を受け入れる器の大きさと強さ、しなやかさに敬服した。どんな状況になっても生きていく人間の尊さを教えてもらった。