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現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)。仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり。家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い…
このレビューはネタバレを含みます
フィクションらしさを前面に押し出してでも、メッセージを伝えることに主眼を置いた映画でした。片思いの対象は、ヒトだけでなくモノ時制にも当てはまる。片思いの種類は愛情、好意だけでなく、悲しさや憎しみも…
「火垂るの墓」 の清太が「4歳と14歳で生きようと思った。」のなら、「片思い世界」の美咲は「8歳と9歳と10歳だけで生き直そうと思った。」のだろう。10歳の美咲のその覚悟以上に、とても普通とはい…
最後の方の歌唱シーンで、亡くなってから3人が、3人で一緒に生きてきた世界があること(作品で言えば世界線)、今を生きてるってことが伝わってきて、めちゃ泣いてしまった。歌詞が今までの場面を拾ってくれてる…