敵の親玉、何度も観た覚えがある顔だと思っていたら、映画『ダークナイト』の冒頭の銀行で口にガスぶち込まれてたマフィアだった。
どんでん返しに次ぐどんでん返しだが、どんでん返し系だからといって面白いという訳でもなく、短めなので退屈せず観られるが、人に勧める映画では無いかな。
能力も分かりやすいようで分かりにくく、言ってしまえば幻術のかけ合いなのだが、何故か盛り上がりそうであまり盛り上がらない。
クリストファー・ノーランのような物凄く凝った映画を作ろうとした結果、スティーブン・キングの『ダークタワー』のような凡作が出来上がってしまったといった感じ。ラストも、個人的には無駄な演出。
