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ドミノのkojikojiのレビュー・感想・評価

ドミノ(2023年製作の映画)
3.7
No.1658 監督はロバート・ロドリゲス
初期の作品「エル・マルアッチ」「デスペラード」なんか観てたけど、久しぶりにこの監督作品を観る。

 映画は娘が誘拐され、妻とも別れたトラウマに悩む刑事ローク(ベン・アフレック)が、カウンセリングを受けているところから始まる。
 そこに相棒のニックスから銀行の貸金庫が襲撃されるという通報を受ける。
 彼はすぐに銀行へ駆けつけ、先回りして貸金庫を開けると、そこには娘の写真と「レブ・デルレーンを見つけろ」というメモがあった。
ところが、このメモを強奪しに来た男デルレーン(ウィリアム・フィクナー)は、信じられない超能力の持ち主だった。

 娘が忽然と消えるこの映画の出だしから、これは好物の「忽然サスペンス」と思いきや、なんとこの映画、SFアクションなのだ。

鍵は「ヒプノティック」と映画の題名「ドミノ」

 ストーリーは二転三転して、思いもよらぬ方向に連れて行かれる。
途中、なんだかB級映画を思わせるようなシーンもあったが、だんだんその世界に引き込まれて、ノーラン監督作品を彷彿させるようなところもあり(ちょっと褒めすぎ😅)、そして最後はスッキリ。終わってしまうと結構面白かったと言えるだろう。
久しぶりに楽しませてもらった。

 ところが最後にデルレーンが変の動きをしている。これは続編を作る気なのか?それはやめた方がいいと思うけど。
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