ジャッキー・チェンのアメリカ進出作!🇺🇸
ジェームス・グリッケンハウス監督、ダニー・アイエロ、サリー・イップ共演。
リブートレビューでごめんなさい🙏
ニューヨーク市警の刑事のビリー・ウォン、相棒を殺されてしまい意気消沈する中、ファッションデザイナーのローラの警備を要請されるが、パーティの最中に誘拐されてしまい、同僚のガローニと共に香港へ向かう...。
ジェームス・グリッケンハウス監督の、アメリカ公開用のオリジナルバージョンと、ジャッキー監督のアジア公開バージョンがある曰く付きの作品💦
と言うのも、アメリカ版はアクションがとにかく緩慢で、おまけに下ネタてんこ盛りで、なんだこれ...と言う作品です。
ジャッキーとダニー・アイエロが、香港のマッサージ店に行くんだけど、完全にファッションヘ○スで、危うくジャッキーが性的なサービスをされそうになります!!😱
施術ベッドの股間付近に「意味深な穴」が空いてたりと、本当に色々心配になります🥵
麻薬工場で女性職員が全裸で働いてたりと、もはや意味が分かりません!
アジア公開版は、キワどい下ネタは全てカットされてて一安心!😊
アクション面では、マンハッタンを舞台にしたボートチェイスが印象に残ります。実はボートチェイスのシーン、結構マースがスタントで代わっていたみたい😳
登場人物が、ニューヨークでは英語を喋ってたのに、香港に着いた途端に全員広東語喋り出して、別人の声帯になる超常現象が!!!😆
今作のアメリカ公開版に、本気で大激怒💢したジャッキーは、自らのポケットマネーを使ってキャストを呼び戻して、アジア公開向けに作り直したと言うエピソードがあります。
ハリウッド、本当にジャッキーのことバカにしすぎ!!👊
アジア公開版は、アメリカ版に登場しない、サリー・イップやムーン・リーと言ったアジアンビューティーの出番が増えていて、それなりに見られる作品なんだけど、超短期間で制作したせいか、かなり整合性に欠ける作品になってしまい、残念ながら失敗作となってしまった作品です😭
興行的にも大失敗してしまい、ジャッキーブームだった日本だけでヒットしました(今と大違い😭
この作品以降、ジャッキーは本当にハリウッドが嫌いになってしまい、14年後『ラッシュアワー』までハリウッドとは疎遠になります。
とは言え、『レオン』の名優ダニー・アイエロと共演した貴重な作品だし、後に女性アクションスターとなる、ムーン・リーと最初で最後の共演となる貴重な作品。
最後の電気ノコギリを振り回す悪役との、思わず悲鳴を上げそうになってしまう乱闘等も見どころだし、鯉魚門での船上でのバイクアクションなど、アクションシーンは充実しているので、ジャッキーファンなら是非見て頂きたい作品です。
ちなみに今作の大失敗から、「俺が本気の刑事物を作ってやる!!!」と『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の制作に繋がったそうです🔥
さて!最新作『ライド・オン』日本公開まであと1ヶ月弱に迫りました!どうか一人でも多くの方に足を運んでもらいたいです。
実は父親が明日退院するんだけど、よほど元気にならない限りは、劇場には連れて行けないかな...😭😭😭