チェンコ

窓ぎわのトットちゃんのチェンコのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
2.5
見終わってまず浮かんだ率直な感想としては「だから?」って感じでした。
自伝だから仕方ないっちゃそうなんだろうけどストーリーが薄い。

黒柳徹子本人の幼少期の話ってだけ。
反戦映画というにはラスト20分だけだし、育児というには親の存在が薄い。
学校教育の在り方みたいなのを見せたいとするにしても、校長先生の言葉が2、3あるくらい。

本当にただただ黒柳徹子の自伝を見たって感じ。
だから仕方ないんだろうけど、「死」の描写にもあまりに物語がないと思う。
実際にこういったことを経験した同世代くらいの人が泣いたりするのはわかるけど、自分には全く合わなかった。

あと、学校のラストシーンが怖い。
なんで校長先生の赤く光る目だけが最後まで残るの。
その描写が妙に怖かった。
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