今の教育の参考になることがたくさん盛り込まれていたと思う。
戦時中のお話でありながら、実際の出来事であることは実現可能であるということ。
最先端を取り入れた小林先生の教育方針がまず素晴らしいと思いました。
それに加えて、トットちゃんの自分を貫く気持ち、好きに対する愛情。
なんだか似ているなと思いながらも、トットちゃんほど人に優しくなれないし、誰かを救ってあげる力はないなとも思ったり。
だからその分、人として強くなる方法を教えてもらえました。
自分の弱さを知り、人に馬鹿にされても自分を信じる、そして誰かを救い、自分と向き合うことで人は強くなる。
自分への愛情も、動物に対する愛情も、家族に対する愛情も、友人や先生に対する愛情も、どんな人へ向けた愛情もトットちゃんは全部平等に持っていた姿が素敵だった。
エンドロールのあのねがさらにこのお話を大切に丸めてくれた。
最後まで見逃せない。
