これはまたとんでもないものを観た…
作画と背景の緻密さに序盤から号泣。
黒柳さん家の生活水準の高さ(でかい家に冷蔵庫、パン焼き機、ラジオが普通にあり、毎日違う洋服を着て、大型犬を飼っている…)に驚き、トモエ学園では当然のように質の高いインクルーシブ教育が行われていてさらに驚く。型にはめようとすると「困った子」になるトットちゃんがのびのびと成長する過程にさらに号泣。
そして戦争が始まる…少しずつ生活に変化があらわれるのがすげえコワい…
トットちゃんは今なら発達障害とか言われてしまうのかもしれないけど、周りの大人がそれを受け止める余裕と時間を持っていればのびのびいきいき成長できるってことは、黒柳徹子の成功を見れば明らかだと思うんすよねえ。最近日常生活でも発達障害だなんだと耳にするようになったのは、みんな生活に余裕なくなってきてるってことなのか…映画だと戦争が始まったあとの雰囲気が、ここ数年続いているような気がして、自分だけでもトットちゃんの話を「全部」聞けるような気持ちの余裕を持てるように心がけたいものだなあ