電気羊

怪獣総進撃の電気羊のレビュー・感想・評価

怪獣総進撃(1968年製作の映画)
3.3
ゴジラ、ラドン等、世界に被害をもたらす怪獣たちを南方の無人島に収容し、島の地下のコントロールセンターから、島の周囲に設置された怪獣たちが生理的に嫌がる禁忌装置を操作して、怪獣たちの生態系を研究する施策がとられていた。
…って、それって「ジェラシック・パーク」の元ネタ?かと思った。

まあ、ゴジラを知っている者からすれば、ゴジラが熱放射線で禁忌装置を破壊すれば終わりじゃんとか思いもしたが、まあ、いいってことよ。

そんなある日、禁忌装置が故障し、怪獣たちは一斉に島から脱出、パリ、ニューヨーク、北京等、世界の大都市を襲撃する。
え?怪獣って日本しか襲わないと思っていたんだけどなー、びっくりだぜ。
至急、島の禁忌装置の修理に訪れた技術者たちは、そこで、火星と木星の間にある惑星から飛来した美女型宇宙人キラーク星人と接見する。
技術者たちは、キラーク星人の技術を信奉する者と、エイリアンだとしてキラーク星人に反旗を翻す者と二手に分かれる。
二派は、銃撃戦のうえ、反キラーク派はキラーク派の技術者のリーダーを連れ脱出する。
実は、怪獣と技術者たちは、キラーク星人の電波操作電波により操られていたのだ。

キラーク星人は、技術者たちに対してキラーク星人の移住を認めることを条件に怪獣を元通りに操作することを提案するが、そんな要求を承諾できるまずもなく交渉は決裂。
技術者たちは、キラーク星人の電波発信装置場所を突き止め破壊に成功する。

怪獣たちは、電波支配から解放され、キラーク星人が富士の裾野に降臨させたキングギドラを迎え撃つために一斉に集合。
地球怪獣連合の総攻撃の前に、強敵キングギドラも力尽き、一旦は勝利をおさめたように思えたが、キラーク星人の乗るUFOファイヤードラゴンが飛来し、さらに地球に対して降伏を要求する。
その時、キラーク星人の基地を覚知したゴジラが放射熱線で基地を焼却
キラーク星人を殲滅する。
残るはファイヤードラゴンのみ。地球側は戦闘宇宙船を出撃させ、ファイヤードラゴンを撃破し、完全なる勝利をおさめたのであった。

ラストはなぜか怪獣たちが大人しく怪獣島へ自ら戻ってエンド。
あれ?
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