センカン

怪獣総進撃のセンカンのレビュー・感想・評価

怪獣総進撃(1968年製作の映画)
3.3
フルボッコは子供の教育に良く無い。

いつの間にか怪獣の封じ込めに成功してる人類、制御したら暴走するのが世の常なのよ。キラーク星人とかって殺意マシマシの宇宙人さんが出てきて地球征服を目論むといういつもの展開。
昭和のシリーズとしては最多?の怪獣数という事もあり、序盤から怪獣の暴れシーンは豊富。ただ中盤から人間ってパート、というかロケットのメンバーが無双するシーンが長くてちょっとゲンナリ。
ゴジラの熱線に耐えるロケットとは…

最後はいつものあの人が召喚されて、怪獣たちと決戦になるのですが、いかんせん味方側の怪獣数が多いものだから、最初こそアンギラスたんをボコボコにしたりと見せ場もあったのに、終わってみたらフルボッコでした。
危ない時は下がって煽り、勝てると分かると前に出るミニラが笑えます。
あとゴジラたちはともかく、モスラの扱いが他の怪獣たちと同じなのはなんだかなぁ。小美人さんが出ないとこうなってしまうのか。そして他の怪獣多いと露骨に手を抜いて糸吐くだけの砲台になるモスラさんである。クモンガと横に並べる程度の格ではないのよさ。

点数内訳
世界観:3.0
ストーリー:3.0
キャラ:3.5
音:3.5
映像:3.5
スコア:3.3
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