Children of the Corn 2020年作品
5/10
カート・ウィマー監督脚本
エレナ・カンプーリス ケイト・モイヤー カラン・マルヴェイ
ブルース・スペンス スティーブン・ハンター
延々と作り続けられるチルドレン・オブ・ザ・コーン。
スティーブン・キングの短編「トウモロコシ畑の子供たち」の再映画化
というか元映画と原作のそれぞれの要素を取り入れてはいて、
目玉をくりぬかれる原作のゴア描写は取り入れて、
すべての原因であるトウモロコシ畑を焼き払うのは映画から。
トウモロコシ畑の"彼"から啓示を受けた少女(モイヤー)が
他の子供を先導して、トウモロコシ畑を放棄した大人達を惨殺する。
主人公のティーンエイジャーの女の子(カンプーリス)が大人と子供の間で
理性を失わない観察者の役割になっている。
グロい描写はいい。ラストのあり得ない描写もB級だと言うことを
考えれば許せるか。
本作の問題はカルトの教祖となる少女が、単に大人に対する私怨でしか
行動していないようにみえること。狂気とか子供のナチュラルな
怖さというものが全く感じられない。そもそも可愛くない。
彼女の演技で台無し。
