にっきい

BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-のにっきいのレビュー・感想・評価

BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-(2024年製作の映画)
3.4
6724人中5923番目のジャミの話し。
劇中皆んなから「アホ」と言われてるけど、本当にこのジャミってキャラがアホ。
どのくらいアホかと言うと『モアナと伝説の海』に出て来るヘイヘイくらいアホ。
まあジャミはアホだけど良い奴。

人類が徐々に衰退し始めた未来。
クラスタと呼ばれるコミュニティで暮らす人々は、他のクラスタへの移動は禁止されていた。
そんな時代、人形町クラスタから1人の男が新宿クラスタに逃げ込んで来て…、って話し。

人間が衰退し始めているので、獣人などに進化?退化?してる人たちが居るんですが、街の風景は今と変わらない感じだったので、何千年も経って進化したのでは無く、遺伝子操作とかで改造されてるのか?
その辺の説明が有れば良かったんだけど。
ストーリーは単純で逃げる男(ヴァンパイアハーフ)と追う不滅騎士団(ヴァンパイア種)とヤクザ(人間)。
アクションは派手で見応えありました。
ヴァンパイア種は希少種なので種を存続さすために全体主義、対する人間は個人主義と言う考え方の違いで争いが起きる。
色々設定があるんだろうけど、あまりストーリーには活かせてなかったように思う。
「自分なりのルールがあるなら、誰も笑わないし笑っちゃいけない」
「満足できるまでもがき、納得できるまで足掻く」
とカッコいいセリフがあるなかなかの良作でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年1月10日
鑑賞回:20:40〜22:30
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター⑪ J-10
上映方式:2D
レーティング:PG12
上映時間:97分
備考:レイトショー
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