このレビューはネタバレを含みます
11/5山形フォーラムで「バカ塗りの娘」を観てきました。
ご当地映画ではありますがとても良い出来でした。とにかくゆっくりと時間が進む感じの映画で、人生をゆっくりとしっかりと歩んでいる人間たちの映画です。津軽塗りという伝統工芸の現在の状況を真面目に描いていて、斜陽産業の未来についても考えさせるものになっていました。堀田真由の表情が素晴らしく、不器用な人間がゆっくりと人生を歩んでいく様が素晴らしかったです。ただ方言については東北人の私としてはイマイチの感じは否めませんが、まあしょうがないのでしょう。