▪︎原作未読
▪︎津軽塗りを紹介する仕事映画としても、20代女性の成長譚としても、凄く「これは……面白くなりそう!」という予感はあるんだけど、残念ながら予感だけで終わってしまうのが勿体ない、惜しい
▪︎本作の監督の前作『まく子』が凄く面白かったので、それで観た、その情報がなければ多分スルーしていた
▪︎同性カップルの結婚など御時世に沿った展開もあるものの、飯炊き酒酌みは女の仕事的な描き方は、地域格差はあろうもののナンボなんでも古過ぎでは?と思っていたら最後の最後に木野花がやっとそれらをひっくり返す様なことを一言いうんだけど、それだけではなぁ……!という感じ
▪︎その木野花、津軽弁がめちゃくちゃ達者だなと思って鑑賞後に調べてみれば青森出身、弘大の美術科を卒業しているとのこと
▪︎しかしこれは〝邦画あるある〟なんだけど、肝心の〝ピアノ〟の完成デザイン、あれはもう少し何とかならんのか……