ジョン・フォード初めての戦争モノ。
低予算で凄くシンプル。
第一次大戦中のメソポタミアで
イギリスの騎兵偵察隊12人。
隊長は姿の見えぬアラブ兵に撃たれ死亡。
軍曹がその任を引き継ぐが行先を
知っていたのは亡き隊長だけ。
砂漠の中で見つけたオアシスに
滞在するが、夜の間に乗ってきた馬は
敵のアラブ兵に全て逃がされ見張りの
仲間も殺されていた。
見渡す限り砂漠の中、
何処から狙われているかわからず
1人、また1人と姿の見えない敵に狙われる。
撃たれ...?
あ!倒れた!!撃たれた!!
と、血糊も出てこず
パッタリ倒れるのはご愛嬌。
しかし敵の姿が見えない恐怖感とか
後方にいる援軍に徒歩で向かった2人は...。
身を守れる場所もない砂漠の中で
何処からともなく狙われるので
迂闊にその場から動けない。
どんどん減っていく仲間。
"最後の1人になるのが怖い"
じりじり砂漠の暑さも感じちゃう。