伊月

走れない人の走り方の伊月のレビュー・感想・評価

走れない人の走り方(2023年製作の映画)
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半径1ミリ。
同じ世界の誰かであり、私である物語。

主人公だけじゃなく、周りの登場人物の気持ちも痛いほど分かり、主人公の気持ちも痛いほど分かり。
苦しくて苦しくて、何度も劇場から出ようと思った。なんとか最後まで観たけど、終始涙が止まらなくて。
とにかく苦しいし、とにかく悔しいし、何で届かないんだろうって、本当に思う。
息ができないほどに叫びたくなるのに、喉の奥につっかえて叫べない想い。
心の奥の奥に「いいのかお前」って問われているようだった。

全ての人に。そしてなりより映画を創る人に、今、観てほしいと心から思いました。
伊月

伊月