このレビューはネタバレを含みます
完成披露試写会にて鑑賞。
観る前から吉田恵輔×石原さとみがどんな作品を生み出すのか期待度MAXでした!
今回、一足先に観ることができたので、Filmarksさんには感謝です!
上映前のトークでは、石原さとみさん本人から吉田監督の作品に出たいと言っていた話や、ポディソープで髪を洗って今回の役作りをした話などが印象に残りました。最後列で見ていましたが、それでも石原さとみの華が凄すぎる!生で見れて本当によかったなぁ
ストーリーは、いい雰囲気だった上映前のトークとは打って変わり苦しい描写がかなり多かったです。沙織里に向けたネットでの誹謗中傷やイタ電はリアルでも起こっている話なので、観ていて物凄く嫌な気持ちになった。特に、電話がイタズラだったと分かるシーンはきつすぎる。あの時の演技は本当に凄かった。
登場人物みなさん演技良かったのですが、特に良かったのは青木崇高さんでした。沙織里を支えつつ自分は冷静でいようと必死に気持ちを押し殺してる感じ。タバコを吸っているシーンや、後半の声出して泣くシーンとかはグッときて泣けました。
きついシーンはかなり多かったですが、ボランティアのみんな、印刷所のおじさん、寄付金募ってくれる職場の人、別の誘拐事件に巻き込まれた子のお母さんとか優しい人もたくさん出てきました。
その人たちみたいに優しくなりたいなぁって思える辛いけど優しい映画でした。