ミッシングのヒースのレビュー・感想・評価

ただ辛い現実を押し付けてくる
微かな希望ですらも打ち砕かれる現実

その中で必死でもがく中で人間の美しさを丁寧に描く

吉田恵輔は本当に人間の関係性を描くのが上手い、
気まずさや仲の良さ、好きだけど付き合いきれないもの

人間という存在を多面から切り取り人という存在を決めつけない。
単純でないから人間なのだ
良くも悪くも醜さと美しさを併せ持つ人間そのままを描き出す。

石原さとみの演技に目がいくが、中村倫也の絶妙な演技がこの作品を底上げしている。