ヨシザウルス

ミッシングのヨシザウルスのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

・娘を探す家族側、そのスクープを追うテレビ局の社員側、両方の場面から心を抉られる作品でした。
「ロード」の流れなどクスッと笑えてしまく緩い場面もあるっちゃありますが、その場面も重い雰囲気の中でのシーンなので、笑うことが失礼みたいな感じで、終始逃げ場がありませんでした。

・娘の生死をゴールにしていない作品でもありました。
娘を探す家族、特に母親が周囲の環境に揺さぶられなら、どう事件に向き合っていくのかが今作のメインでした。
マスコミの取り上げ方・ネットによる書き込み・いたずら・弟の存在・他の失踪事件と大きな節目の中で、母親の感情ひいては石原さとみさんの演技が剥き出しにされていたおり、とても良かったです。

・今作の母親同様に断片的な情報、態度で主人公の弟に恨みやウザさを持ってしまったのは、少し反省しました。