時間が経つほど、この映画を思い出すことが増えそうな予感。
心揺れる。
タイトルロゴや宣伝文句の通り、それが一番的確に、今の心情を表してるや。
一部を切り出せば色々思うところはある。弟役の森優作さん、本当に怖かったな、とか。でもグダグダ書くことがこの映画の余韻に合っていると思えなくて、でも忘れたくなくて書いてる雑文です。
気が狂ってしまいそうなほどの辛さと、それをしっかり抱えながらでは生きていけないもどかしさが、砂田の存在によってさらに浮き彫りになっていた。慣れというよりは、麻痺という言い方が合っているだろうか。
演者さんたちは評判に納得しかしない仕上がりで、石原さとみさんはもちろんのこと、シン・ゴジラのときから「良いな〜」と思ってた青木崇高さんもやっぱり良い。夫婦が変にこじれず、でも互いに思うところがある様子は本物みたいだった。
もう行方不明のニュースやチラシをスルーできないな、と今は思っているけど、5年後同じようにしているか分からない。
すごい監督だな。