マチェッティのバディパック

ミッシングのマチェッティのバディパックのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
3.8
ある意味一番残酷な物語。

石原さとみの今までに見たことない喚き呻き。母親の苦しみはもちろん、父も弟も内に抱える苦しみが溢れ出すシーンが印象的。
このような一連の出来事は今の日本で実際に起きてるだろうし、ネットの誹謗中傷はこの目で見てきてるので、人間って、この社会って、と生きづらさを実感する。
関心が薄れていく世間同様、自分自身も一歩引いた目で見てしまう部分もあり、共感しきれない薄情さが嫌になる。

舞台が地元静岡でより身近に感じてしまった。